寝違え
寝違え

朝起きたら、首が痛くて動かせない!誰もが一度はこのような寝違えの経験をしたことがあるはず。
寝起きから痛みをひきずり、仕事や勉強、家事などに大きく影響した覚えがあるという方もたくさんいらっしゃることでしょう。
この寝違えは、睡眠時に無理な姿勢をとったり無理に首を動かして首の筋肉に負担をかけたことが主な原因と考えられていますが、慢性的な肩こりや精神的ストレスが影響するケースもあると言われています。
でも、たかが寝違え。早ければその日のうちに痛みも治まるはずでしょう?なんて、寝違えをあなどってはいけません。
寝違えは場合によっては1ヶ月以上も痛みをひきずることもある、障害なのです。
中には日常生活がままならないほどの激痛を伴う寝違えや、痛みの範囲が首だけではなく肩まで広がることも有り得ます。
このような寝違えのつらい症状を緩和させるためには、早めのケアがとても重要です。
でもだからといって、つらい寝違えの症状を自分で何とかしようとすると、余計に悪化させてしまう可能性があるので要注意です。
痛む首を無理に動かしたり自己流のマッサージなどをおこなったりすると、血行を促進して炎症を拡大させることにつながりかねません。
寝違えを起こしてしまったら、とにかく正しい知識の元に早めのケアをすること。
間違っても素人判断であれこれ動かしたりしないようにしてください。
特に強い痛みを伴っている時には冷シップなどで患部を冷やし、専門家に適切な処置をしてもらうことをおすすめします。
寝違え 症例集
東大阪市三洋のOさん 50代男性
Oさんは肘をついて横向きでテレビをみていて、そのまま寝てしまい寝違いになりました。
起きたら右頚部、肩甲骨内側部に痛みがあり、頚部、右回旋、側屈、後屈の動作にて痛みがあり、来院されました。
腰・背部の筋のマッサージ、頚部牽引、胸椎の矯正を行いました。
4日間続けて来院して頂き、2日目には右回旋、側屈の動作が楽になり、
4日目には各動作が痛み、違和感無く行うことが可能となりました。
大東市朋来のTさん 30代女性
Tさんは最近暑いので、夜クーラーをつけて寝ていたそうです。
そのために筋肉が冷えたのか、起きたときに頚がまわらなくなって来院されました。
前・後・左側が回旋にて痛みがあり、右側回旋はゆっくりなら可能な状態でした。
腰・背部の筋のマッサージ、肩甲骨のROM運動、頚の牽引、頚のPNF電気治療を行いました。
2日に1回、計3回来院されました。
最初は車の運転でバックをする際に頚がまわらなかったので運転しにくかったのですが、施術することに楽になり、運転もしやすくなったとのことでした。
東大阪水走のSさん 40代男性
休日に長時間運転していて、バックしようと頚を後ろに向けた時に背中がピキッといった感じで、その時から左の頚~背中にかけて痛み出しました。
腰~背中のマッサージ、頚の牽引、胸椎の矯正を行いました。
あまり症状はきつくなかったので、1回目の施術で7~8割程度楽になりました。
長時間の運転は下肢、背部の血行が悪くなるので適度に休憩、ストレッチを行うように指導しました。
大東市在住のMさん 50代男性
朝起きたら首が痛くてほとんど動かせなかったものの、Mさんは『いつものことなので、ほうっておけば治るだろう』とそのままにされ、一日を過ごされたそうです。
しかし、翌朝になっても痛みが治まっておらず、『いつもなら翌朝になれば治っているのに!』と思い、当院に通院されている奥様と一緒に来られました。
施術としてはまず、首と背中の矯正を行いました。それからマッサージで首周りの筋をほぐしていきました。
施術後には、首も大分動かせるようになりました。
Mさんは、寝違えがしょっちゅう起こるそうなので、約2ヶ月間通院いただき、矯正をメインに行った結果、以前のように寝違えになることがなくなったし、ひどかった肩こりにもならなくなった、と喜ばれていらっしゃいました。